成長の自動化

「一を聞いて十を知る」という言葉がある。
これは想像力の問題と同時に、全体と部分という構造だ。
つまり、全体を知っていなければ、部分は分からないという話だ。
また、部分を知ることで、全体を想像できるという話でもある。

一つの事を知ることで、私自身という人間がどう変化していく、変化させていくかという事だ。
よくよく思い出せば、私はこの連続だ。
だから、一向に前には進まない。
自分にとって新しい知識、あるいは、新しい発見をした時、私の全体に取り込み、私の基本的な考え方をそれに見合うようにしていくからだ。
そうすることで、改めて何かに取り組む。
例えば、素振り、例えば、一つの動き。
すると、基本が変化しているから、当然部分としてのものは、全部変わっている。
それがまた新たな発見、新たな気づきになるのだ。
いわば、変化、あるいは成長の自動運動器官化されているのだ。

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