パリ終了

パリ終了。
常連の人達は、名残を惜しんでくれる。
でも、「じゃあ、マルセイユで」と追いかけて稽古に来てくれる人も数人いる。
「バレンシアで」という人達もいる。
逆に、次にいくブリュッセルの人が、パリにも来てくれたりもしていた。
何時もの事ながらパリからは、相当遠方からの人が多い。
最後の稽古は、投げから入った。
「気持ち良く投げられてください」
余りにも寒いから、それをウオームアップ代わりにした。
もちろん、投げられるのが苦手な人もいる。
しかし、投げられなければ、次に続かない。
常連で体格は倍以上で一番力の強い彼を相手に投げられ役に回った。
案の定、腰の位置が高いから、垂直に落下するようだ。
で、その彼に投げ飛ばされないように、という稽古に進む。
仲間たちは、彼にチャレンジするがことごとく投げ飛ばされる。
私が組んで、彼が投げようとするが、投げられない。
皆は目が点になっている。
「投げ飛ばせ」という声援もかかる。
私の身体は浮くが、残念ながら投げられない。
身体が浮いて、床に降りる瞬間に、私の体重の位置を変える。
彼は後ろにもんどりうって倒れる。
全員目が点。
どちらかというと呆れた、という表情をしている。
その顔を見たいから、あえて「もしかしたらやられるかも」という事を稽古する。
もちろん、私自身日本ではそんな稽古を一度もした事は無い。
即興だ。
そんなこんなで、和気あいあいの中でパリでの春の稽古は終わった。
最後の質問で、
「相手を感じ取るということは、どうなっているのか」があった。
「あなたが出来るようになったら分かるよ」というと全員爆笑。
そう、皆は私の答えを分かっているのだ。
そして、それが当たり前だと分かっているのだ。
「もちろん、全部説明して上げられるければ、それは私が体験して発見した言葉であって、あなたの言葉ではないでしょう。だから理解出来る筈はありませんよ。ということもじっくり考えてみてください。あなた達は、言葉文化の国なのだから」
山の手事情社「ひかりごけ」
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■5月2.3.4日は京都での3回目になるワークショップを開きます。
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「お知らせ」からリンクしています。
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詳細は後日webページで

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