ストレッチ

来週は京都のワークショップだ。
3日間しかないから、少し欲求不満になるかもしれないが、その分凝縮したものにしようと思っている。
まずストレッチだ。
胸骨操作を別の角度からみると、背中と胸部のストレッチになる。
ストレッチは、様々に細分化され多くの人が無意識的に行う程普及している。
しかし、よくよく考えると、ストレッチなど習うものでは無く、自分の身体の欲求に応じていたら、自然に行えるものだ。
つまり、伸びだ。
私の友人の歯科医が、修士論文で「猫の伸び」について書いた。
彼によると、猫は1時間で50回以上の伸びをするという。
もちろん、どんな条件で観察したのかは聞いていないので詳細は分からない。
ただ、猫は伸びをするものというイメージはある。
猫は身体の欲求に対して、自然に行っているからそれくらいの回数になるのだろう。
私も私自身をよくよく観察していると、相当伸びをしている。
身体のどこかしこを伸ばしている。
これを打っている今も、左手手首を伸ばしたり、指を反らしたりしている。
だから、知らない人から見れば、挙動不審者に見える。
それくらい、身体は敏感に伸びを欲求しているということだ。
それを怠ると、肩の凝りや身体の縮み、つまり、筋の委縮で身体が凝ってくるのだ。
自分という身体に敏感に、そしてその欲求に従おう。
そんなことも勉強するのが京都でのワークショップです。
4月20日からの京都ワークショップ
「身体と向かい合う3日間」のお知らせ
https://www.hino-budo.com/2012-KYOTOWS.htm

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