稽古初め

今年も稽古が始まった。
しかし、他の道場は知らないが私の道場は、忙しい人が多いので一寸寂しい。
まぁその分専門的な所を密度濃く練習出来る。
一つの要素からの応用展開。
縦横無尽に動く。
しかし、縦横無尽に動くという事は、バタバタするのではない。
つまり、自分勝手にすばしこく動くことではないのだ。
相手にとって縦横無尽に見えれば良いだけである。
周知の通り、相手との関係の中で、なのだ。
それも稽古を積んでいかなければ分からない。
稽古が積めているのか、ただ時間が過ぎただけなのか。
そんな事も問題になる。
1が出来ていなければ2には移れない。
しかし、1を完成させるには、2も3も4もやらなければ1は分からない。
そこの移行が大切だ。
人は一つにことに熱中するのが好きだ。
それこそ他に何も見えないくらい熱中する。
それは単に自分の欲求を満たしているだけで、稽古を積んでいるのではない。
そんな練習で今年の教室が始まった。
そうそう、今日は新しい練習の仕方を発見した。
これは中々面白い。
日野武道研究所のスタンダードになるかもしれない。

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