定例の東京ワークショップはもう直ぐ!
東京冬のワークショップが迫っている。
今回は、20数年前から10年程毎年使っていた新木場の「Bumb東京スポーツ文化館のアクターズスタジオ」を借りた。
別段意味はないのだが、新しい拠点、JRお茶の水駅明大通りの道場が小さいからだ。
20数年前に借りていた当時の受講者は、ダンサー・役者が殆どで、今のように医療従事者やスポーツ、一般の方ではなかった。
それが時代の移り変わりだ。
時代の移り変わりというのは、価値観の変化とも捉える事が出来る。
私のワークは、当時(2005年)フランクフルトに本拠地を持つ、コンテンポラリーダンスの世界で世界を牽引していた、ウイリアム・フォーサイス率いるフォーサイスカンパニーに招聘され指導が始まった。
つまり、世界のトップダンサーを指導している、という事から日本のワークショップが始まったのだ。
その為に、ダンサーや表現に関わる人達が受講するワークショップのようになったのだ。
もちろん、私は日本の古武術の動きはこうだったのではないか?という研究から、身体の動きを考えて来ているので、ダンス専門のものではない。
もちろん、その研究が多方面に有効性があるという事を知り、単純に好奇心をそそられた。
この10数年に渡る、フォーサイスカンパニーとの付き合いは、私の古武道研究の角度を広げてくれ「感覚・関係」という視点に気付かせてくれたのだ。
だから、フォーサイスカンパニーとの付き合いで、私の動きが完全に変化し、当然考え方も鋭く深くなった。
それがまた身体全体の考え方に影響し深化したのだ。
こういった人の深化は、得てして全く別の角度から見つかるものだ。
「専門」とは言うが、それは「専門バカ」の事ではなく、「専門があるから」それが軸や核になり周辺や関連する世界に大きく貢献出来る事でもあるのだ。
それに連れて、ワークも「関係」を重視している。
「関係」という実際は、生きる私達全ての基盤的要素でもあるからだ。
12月5.6.7日は東京ワークショップです。
場所は「新木場」のBumb東京スポーツ文化館(アクターズスタジオ)です。


