全ての混乱の元は「言葉」だ。

後1週間で秋の「武禅一の行」、今年度最後だ。
と言っても年に2回しかやっていないが、最後は最後だ。

その「武禅」の準備というか、道場周りの草を刈っている。
ふと布基礎に目がいったのでじっくり見ると、縦柱と大引きにあたる横の基礎が縁切りを起こしている。

道場を建て始めの頃に、大きな地震があり、その時に1か所縁切りを起こしたが、芯になる6本の柱部は、くっついていたので「ま、いいか」にしていた。
今日見つけたのは、一番外部になるところなので、大した影響は無いだろうと思うが、縁切りは縁切りだ。

とは言っても、何も手を打てないので「ま、いいか」だ。
建物そのものが老朽化しているので、仕方が無い。
屋根を修理しているのもその老朽化の影響だ。

もちろん、私も老朽化しているに違いない。
それはそれでどうにもならないので「ま、いいか」だ。

しかし私がやっている事、例えば「武禅」等は、もっと丁寧にやろうと思っている。
年2回の内の一つだし、後何回も出来ないだろうからだ。

それは「明鏡塾」も「武道」も同じだ。

その「武禅」での「相手と正対する」に対しての適切な言葉が無いかを考え中だ。
いずれにしても、「関係」という状態を言葉化するのは難しい。

が、どうして言葉化しなければいけないのか?とも思う。
それは「関係」という状態を言葉にしてしまったからだろう。
全ての混乱の元は「言葉」だ。

107回「武禅一の行」は、10月7,8,9日にあります。キャンセルが出たので残り2席あります。

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