その場しのぎでも

天気予報に雨マークが全くないので、屋根修理を突貫で始めよう。
と動き出すと、雲がどんどん流れて来た。
山の天候はほんと分からない。
とにかく行けるだけ行く。

道場で稽古をするが、稽古をしていて何時も不思議に思うのが、大方の人は「何をしているのかが分からない」事だ。
「何をしているのか」が見えないという事だ。

それは、ただそれをしているだけ、ということで、ただそれをしている事で運動にはなっているが、それ以上のものではない、という事だ。
勿論、好き好きだから、それでも良いのだが、ちゃんとテーマを持っている人とは、本当の意味では稽古にならないのだ。

つまり、ただそれをしているだけ、の人は、「その場しのぎ」だから、何も積み重ねてはいないから、積み重なっている人の言語を理解出来ない。
それが10年という時間が過ぎていたとしたら、10年前に理論を認識していれば、その場しのぎの人が理論を体現化出来ていないのだから、身体言語として共通認識が無いという事だ。

「その場しのぎ」が間違っているのではなく、そういう人達だけの世界ならそれで良いという事だ。
だが、日野武道研究所は、名前の通り「研究所」でもあるので、ちゃんと追求する人にとっての場だ。

東京ワークショップは6月3.4.5日、大阪ワークショップは7月1.2.3日です。
沖縄は8月5.6.7日に決まりました。
詳しくはhttps://www.hino-workshop.com/