大谷選手おめでとう!

びっくりするくらいの快晴だ。
103回目の「武禅」が今日から始まる。
山の底冷えを考え、募集を急にしたのと、平日が交じっているのとで、受講者が何時もより多少少ない。

全く関係ないが、アメリカ大リーグで活躍する大谷翔平選手が、選手間投票で、最優秀選手に選ばれた。
日本人初という事だ。

これはとんでもない事だと思う。
例えば、ジャズミュージシャンに選ばれたミュージシャンという事であり、ラガー達に選ばれたラガーマンという事だ。
大げさに言えば、他国の文化に異民族が入り、認められたという事になる。

これは移民の国、多国籍の国ならではの事だ。
大谷選手とは異文化関係にある人達が、素直に「大谷は優秀だ、素晴らしい」認めた事自体、素晴らしい事だ。
先々の、国の在り方、人の在り方を示唆するような出来事だと思った。

そこから考えても、現代の日本人の閉鎖的な考え方は、世界を渡り歩いていくにはほど遠い感じがする。
そして、スイスで行われたジュネーブ国際音楽コンクールで、チェロ部門でも日本人として初の優勝を飾った。
もちろん、先日のショパンコンクールでも日本人が2人も入賞している。

こういった、世界を凌駕する実力を持った若い人達も続々と現れている。
そこから見ると、新旧交代の過渡期なのかもしれない、とも思う。

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