あかんで日本

「対立してはいけない」は「皆仲良く」で育った人達には、意味が分からないだろう。

こんな事があった。
ある集会で「人は一人ずつ違うから」と話をすると、キョトンとした顔があった。
それに気付いて、その人に聞いてみた。
皆仲良く、皆で一緒に、運動会で一等賞がない、全員白雪姫というような、奇妙な教育を受けて育った人達なのか?と。
その通りだった。

「人はそれぞれに違う」という事、また人はそれぞれに違うので「あれば」というような疑問を持った事が無いのだ。
「どういうこっちゃ?」こんな弊害、というより、根本的な事を考えられない人を作っていたのだ。
その親達は、基本的な「人はそれぞれに違う」という事を知らなかったのかもしれない。
でないと、「皆仲良く」等という発想は持たないだろう。

もちろん、普遍的な意味での「皆、仲良く暮せばよい」という、人それぞれを内包した上での考え方ではない。
全員白雪姫のような、一律横並びで仲良しなのだからおかしいだろう。
でも、それが日本の側面でもあるのだ。

これ、普通に考えて滅びるだろう。
この集会の時は、まさに「あかん、日本は滅びるわ」と叫んだ。

 

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