過去は宝物
宝物に気付くのは自分自身が問題を持った時だ。
問題解決を求めて過去を振り返ったり、知識を求めたりする。
知識で解決できるものならそれでよい。
しかし、自分自身が行為として行わなければ解決しない時、それでは役に立たない。
そんな時、過去を振り返り自分の行為を丁寧に探す。
そうすると、そのヒントになる出来事や行為が現れるものだ。
もし、無ければ、それこそ「清水の舞台から飛び降りる」気持ちで行動を起こせば良い。
問題の解決は問題の中に潜んでいるが、直面した時には気付かないものだ。
これも体験の科学で、数をこなせば気付くようになるものだ。
息子は和太鼓奏者だ。
親に似て独学で今まで来た。
海外から招聘されたり、世界最大の大会に自力で出場したり、今では堂本光一さんの舞台に出ている。
そんな息子が高校時代、マーチングバンドの部長をしていた。
その経緯をブログで書いている。
「そんなことがあったんか?」と親である私も驚く。
この高校時代の部長体験が、現在の息子を支えている。
http://ikkihino.livedoor.blog/archives/27094633.html?s=04&fbclid=IwAR1u-em3k4AgkRVknFbw0m-BMlMLbCtODfRAzbUZFgTESoDXVC__4sJSPyQ
人とはそんなものだ。
宝物とはそんな事だ。
但し、昔は良かった、という話ではない。
そこでの頑張りと、現在の頑張りを比較したり出来る事だ。
つまり、自分を発奮させたり気合を入れたりだ。
「武禅」も、そんな場だ。
何かを習うのではなく、自分を引き出す時間なのだ。
だから、自分を振り返ったり、清水の舞台から飛び降りたりをする修行だ。
だから、日常が変化するのだ。
10月29.30.31日「武禅一の行」
前回のレポートを読んで下さい https://www.hino-budo.com/buzen5.html