何のこっちゃだが
大阪の集中稽古と大阪・明鏡塾7期の講座も終わった。
集中稽古を終え、稽古場の近所を歩いていると、こじゃれた食べ物屋が目に止まった。
いかにも安い建材で、今風オシャレなようにみえる。
今風の(何のこっちゃ)ファッションのウエイトレスというのか、スタッフというのか、言葉をあまりしゃべらない、いやしゃべれない女性が、ボソボソと話す。
マスクをしているので、余計に聴こえない。
そんな店が増殖している。
それも現代風、時代の移り変わりなのだろう。
昭和の私にはついていけない。
多分、私が若い時も、今の私くらいの人達に、「このガキ達はわからん、時代が変わった」と思われていたのだろうと思う。
そんなことを思いながら、今の現代風と、私の若い頃の現代風を比較すると、違うところは一つある。
私達が若い頃は、古い時代に立てつくエネルギーが溢れていた。
その意味で、現代は人のエネルギーを感じないのだ。
間違いなく、私達はその若者よりも先に死ぬ。
このままの日本で良いのかな?と、先行き不安になる。