人数が少ないから

どういう訳か、今日の稽古は受講者が思い切り少なかった。
それに合わせて、高度な稽古をした。
高度といっても基本稽古の上級という感じだ。

一つは「感覚そのもの」を使う、一つは、「反射を利用する体重のかけ方」だ。
感覚そのものは、運動では切り抜けられないレベルで、次のは同じく感覚されている事を前提に、相手に作用させる動きだ。

こういった稽古は「会話」が重要になる。
受けの人の体感覚を、どれだけ言語化出来るかで、相手の仕上がりが変わるからだ。
それと、会話によりお互いが深く感じ取れるようになるからだ。

ねじれやねじれの戻りは、この「体感覚」を磨き、そこに線を見出す為だ。
その線を見出せるようになると、身体は間違いなく繋がり「力」を発揮する。
もちろん、力を発揮できなくとも、身体の動きは間違いなく美しくなる。
それは、自分の「こうしよう」が身体を動かすのではないからだ。

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