会話や雑談が出来ない

昨日は特養研修、一昨日は大阪教室の稽古だった。

前にも書いた事があるが、大阪は「ここはどこ?」状態に感じる。
私が誰かと話をするくらいで、大方の人達は、組んだ人とも話が弾んでいない。
もちろん、熱心に稽古をするのは大事だ。
だが、組んだ相手と、技の組加減、仕上がり具合を話合う必要はある。
また、稽古のルールで無い事をする人を注意する必要もある。
しかし、どうもそうはなっていない。

ワークショップで女性が多いと、話が弾んでいる。
話が弾むというのも稽古の一つだ。
話が弾むと、自然と身体は動くしそれも柔らかく動く。
それは「技」と同じ関係だからだ。

その意味では、組んで稽古をしているが、一人ずつが二人でやっているようでもある。
当然、関係が生まれる筈もないし、武道になっていく筈もない。

こればかりは、教えられて出来るものではない。
個々が気付くしかないし、気付いても意味がない。
やっていかなければ、それは出来ないことだからだ。
そういったセミナーやワークショップは沢山あるが、いくら「どうすればよいか」を理解しても、血の通った会話にはならないし出来ない。
それは実践あるのみなのだ。

結局、特養研修もここで躓いている。
それぞれに、余りにも甘く育ちすぎているからだ。
「そのままでいいんだよ」が、どれだけ会社を壊している事か。

Follow me!