20年前に言われた言葉が
「武禅」に申し込んでくれる人は色々だ。
そんな中で、思いもかけない人が来る場合もある。
それは、10年前、20年前の人だ。
今回も20年ほど前に2回ほど受講してくれた人から申し込みがあった。
私が指摘した言葉が、20年間頭に残っており、その結果どうなったかの見極めたいとの事だ。
これは嬉しい!
「武禅」は、他人を通して自分を知ることが目的であり行だ。
自分自身を判断している自己判断が正しく他人に表現されている、あるいは、他人には見えているのかどうか。
自分が他人を見る目は、先入観や固定観念だらけで、実際自分に対してくれているのかどうか、「関係」そのものを赤裸々にあぶり出し、反応できる感性や気持ちを感じ取れたり、伝えたりを鍛え磨く行だ。
人は、先入観や固定観念の殻を破っていくと、生身がそこに現れてくる。
その生身としての「わたし」は誰一人の例外なく、他人と関われ良い関係を築けるようになっているのだ。
もちろん、それは「人は動物であり、生物だから」だ。
「20年間、言葉が頭に残っていた」のは、私がその人に真摯に向き合っていたからだし、その人も私に向き合っていたからだ。
つまり、そこには「関係」があった、ということだ。
今回は、その人に会うのも楽しみなのだ。
「武禅」5月1.2.3日残り1席です!
武禅一の行・受講者の感想