関係するという能力を

さて、5月1.2.3日は102回目の「武禅」だ。

「1日目を終えましたが、自分はどう生きたいのか？を見つめれば見つめる程、普段の自分の行動が真逆のことをしていることに気づかされます。そこに真剣に向かい合うことを一度（一度というより常に）していく事が第一歩なのだと思いました。」
初受講の方の感想の一部だ。

昨年から始まったコロナ以降、急激に進んでいる様々なデジタル化。
それは別段悪いことでも間違いだとも思わない。
がしかし、それは単純に「道具の発達」であって、人そのものの進化ではない。
人は、ここで常に書いているように、どこまでいってもアナログだ。
そして、人との関係の中で生きる生物だ。

その基本的に持つ能力を開発することが、人との関係の中で生きる、生きている実際を「生きる」事になるのだ。
いくら現代に必要なビジネススキルをものにしても、それを実際に使うのは「人に対して」だろう。
そうなると、その「人に対して」が未熟であれば、うまく行く事もいかなくなるだろうし、当然、成果など上がる筈もない。
自分の人生を成功させるのは、備わっている「関係」出来るという能力の開発にかかっているといっても過言ではない。

5月の連休、家族で遊ぶも良い、友達と飲むのも良し。
そこで「自分に向き合う」という、やった事の無いことに挑戦するのも良しだろう。
頭一つ抜き出るヒントが一杯詰まっている「武禅」だから。

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