何の役に立つの?

年内のワークショップは今日で終わりだ。

昨日は、面白い質問があった。
「日野さんは、『感じる』ことが、生活や人生で活かせているのですか、また、どう活かせば良いのでしょうか」と、30代前半の男性だ。
「エッ???」思わず絶句した。
全く予期せぬ角度からのものだったからだ。

そうか、こういう疑問を持つ人もいるのかと感心し、私は一つ賢くなった。
しかし、よく考えてみれば、その疑問を持つのはあながち間違いではないと思う。

というのは、その人の周りにはそういった疑問をもってしまうような人しかいなかったのだろうということ。
例えば、学校の先生のように、教えている事と実体が関係していない人、つまり、口だけ言葉だけの人しか知らないのではないか、ということだ。
そんな事を考えると情けなくなった。

私は、その彼の質問を聴き直し「生活全部、人生全部がそれやで」と答えると、逆に彼が「????」の顔になった。
「人生がそれでなかったら、今やっているワークは出来ないよ。つまり、自分に足し算をしたら出来る事ではなく、根本的に考え方を変えなければ出来ない事やで」と答えた。

これも、多分言葉としては理解できるだろうが、そこから入ると、何時も書いているように「理解」で止まってしまうのだ。
それが、ある意味で癖付けされているからだ。

何時もは4日間やるワークショップだが、今回は3日間と短い。
その分、ワークが詰まり過ぎている感もある。
がしかし、今日で終わりなので、猛スピードで進めてみよう。

若干飛び込みもいけますよ!

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