人生を楽しむとは
昨日の雨は、また別の個所の雨漏りをもたらした。
ほんと、切りがない。
もう一度建て直してやろうかとさえ思う。
今度は、間違いなく建てることが出来るだろうからだ。
とはいっても、また建てたとして、その完成の頃には、「次は、絶対に失敗をしないで」と呟いている事だろう。
成功は、自分自身の成長と共にあり、永遠に現れないものなのだ。
そして、常に成功だし、時間と共に失敗だと気づく。
人生そんなものだ。
つまり、その成功や失敗に意味も価値も無い、ということだ。
では、成功や失敗とは何だろう。
その言葉を使って「遊ぶ」ことだ。
その意味で、言葉は人生にとってうってつけの遊び道具だ。
そこから考えると、目先の失敗や成功、あるいは、その成功と失敗という言葉を持っていること自体が、人生にとっては、そして、その人生を歩く自分にとっては間違いなのだ。
もしも、その言葉を持っているとしたら、使い道を考えなければいけない。
もしも間違えると、その言葉の奴隷になってしまうからだ。
そして、大事な事は「ま、ええか」という寛容な気持ちを失ってしまい、ギスギスとした、つまり、四角四面な自分を生み出し、自分の人生に幅もゆとりも無くしてしまうのだ。
人は、それぞれにそういった言葉の奴隷になっている。
早くそれに気付き、自分自身の奴隷解放をしよう。
「言葉を」遊ぶ道具にしてしまえば良いだけだ。