11月には武禅だ。
そろそろ11月の「武禅」の準備を始めなければ。
2年の空白があるし、道場を使っていなかったから、大掃除も必要だ。
これは、皆に手伝って貰おうと思っている。
雨漏りが、これまでの修理で収まっていれば良いのだが、こればかりは分からない。
昨日、懇意にしてもらっている原田先生とお茶をした。
コロナの影響で、社会的距離なるものが暗黙の了解になっている。
それは医院であっても同じだ。
原田先生は12年勤めた診療所を先日退職した。
その最後の日、スタッフの人達と最後の挨拶で一人づつ握手をした。
その握手は、それこそ久々の「触れる」だったそうだ。
久々だからこそ「触れる」ことの大切さをしみじみと感じたという。
このコロナは終息しないだろう。
風邪やインフルエンザと同じ質のものだから、当然年がら年中その辺にあるという感じだ。
だから、政府は社会的距離の厳守を言い続けるだろう。
だからこそ、医療従事者にとって患者さんに「触れる」という行為が大切になるのだ。
もちろん、一般の人も同じだ。
しかし、「触れる」と言っても、大方の人の「そのまま」では駄目だ。
それは触れるとは言わない。
違和感を与えているからだ。
「武禅」は、一般の方向けに開発した「対人関係講座」だから、当然、この「触れる」も徹底的に稽古をする。
と書いていると、講座の光景が目に浮かんでくる。
私が待ち遠しくなっている。