母の年齢を越えた

熊野の雨は予想を遥かに超える。
せっかくの雨漏り修理で、ここは完璧だろうと思っていたところも漏れ出した。
今日は雨も上がったので、そこの修理にかかろう。
ほんと永代普請だ。
足場パイプの設置替えもやっておこう。

71日亡母の誕生日だ。
不思議なもので、母の命日は忘れても誕生日は覚えているからだ。
私は既に母の年齢を越している。
ということでいえば、先日の皮膚癌の疑いから生研の結果が良性だったのは、母の癌を引き摺っていないということかも知れない。
折角の生命だから、使える中に使い切ってやろう。

という具合に人は、勝手に思い、それでも一喜一憂する。
厄介な動物なのか、それで人生の暇つぶしをしているのか分からないが、面白い働きを起こさせるものだ。

その頭を使うのなら、「人とは」を考えている方がマシだ。

 

 

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