麻疹を貰っておいで
子供の頃、といっても60年以上前だが、麻疹が流行った時、麻疹にかかった友達と遊ぶ。
もちろん、麻疹にかかる。
「麻疹をもうといで」と親は言っていたもんだ。
ある地方では、それこそ麻疹パーティのように、みんなでうつし合いをした思い出がある、と聞いた。
現在なら、とんでもない話だということになる。
そういえば、麻疹で学級閉鎖や学校閉鎖になった記憶がない。
おたふく風邪もしかりだ。
みんな逞しかった。
自ら抗体を作り出すようにしていたのだ。
もちろん、現在は60年前ではない。
だから、今日のやり方が正しいのだろう。
しかし、同時にどうすれば現代において逞しくなれるのかを考える必要がある。
政府はマスクを全家庭に2枚配布するという。
それも良いのかもしれないが、その程度のことしかできない政府はさておき、自己防衛を実践すべきだ。
病床も重症になった時の、人工呼吸器も足りないという。
だからこそだ。