デマに踊らされキッチンペーパーは品切れ

先日、気持ちの悪い番組を見てしまった。
ゴロッと横になり、たまたまTVのスイッチを入れた。
「職場参観」だそうだ。
何でも、息子や娘が学校を出て働く職場を見学するという。

「何で?」と不思議に思った。
息子や娘たちを心配してとのことだそうだ。
一見普通の様だ。

しかし、私の感覚からすると気持ち悪いのだ。
息子や娘という自分の子供は、自分の子供ではあるが自立した大人だ。
つまり、対等の人間だということだ。
であれば、立派に成長した姿を信じていれば良いだけだ。

吐き気がするくらい気分が悪いので、チャンネルを変えた。
「寅さん」だった。
どんなタイミングが知らないが、寅さんが「家を出ていくくらいでなければ一人前じゃないよ」と智しているシーンだった。
思わず「それや!」だった。

子供は巣離れしなければいけないし、親は子離れして当たり前だ。
本来なら、子孫を残せたのならそれで役目を果たしたのだ。
もちろん、現在の社会の中ではそれは無い。

以前、マサイの人達の話で、ライオン狩りに行く時先頭に立つのは誰か?があった。
先頭に立つのは、全部子孫を生んだ人達で、未婚や子供たちはその後ろに付くと言っていた。
そうだろう、それが生命から見た本筋だ。

妻が近くのスーパーに買い物に行った。
何でも張り紙があり、キッチンペーパーが売り切れだったそうだ。
張り紙には「嘘やデマに踊ろされている人が買ったので品切れです」とあったそうだ。
どこに日本の民意が高いのだ?
文化国家は品物だけで、人の中身はグダグダだ。
気持ちの悪い親どもが、もしかしたら日本国民の相当数を占めるのではないか?

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