やれば、出来た!
「やれば出来る」とはいうが、これは間違い無く無理だろう、と思ってしまうものでも克服した漁師さんがいる。
TVで放映されたらしいが、それを私は知らない。
FBに貼り付けられてあった情報で知ったものだ。
動画を見て本当に驚いた。
「それは有り得ないやろ」ということを「有り得た」にしてしまっていたからだ。
リスト作曲の「ラ・カンパネラ」という難曲を、ただの漁師さんが6年かけて独学で弾けるようになってしまったのだ。
ピアノを全く知らなくて、単にフジコ・ヘミングさんの演奏を耳にした。
そして音色の美しさに感動した。
よし、この曲を弾きたい!そこがスタートだ。
52歳だった。
当然、譜面も読めないから、動画を一回一回止め、鍵盤のどこを押えたら良いのかを知っていった。
3ヶ月で押さえるところを覚え、毎日8時間以上ピアノに向かっていったという。
出来るのだ。
本当に驚いた。
私も人には「やれば出来る」とは言うが、このレベルの事は想定していなかった。
というよりも、私も音楽家の端くれだと思っているから、何かしらの先入観や固定概念を当てはめているのだろうと、この動画を見て気づかせて貰った。
何がなんでも「やれば出来る」なのだ。