キャベツといえば

コロッケといえばキャベツ。
キャベツと聞けば思い出すのが「お姉ちゃん、お皿に山盛りのキャベツはいくら?」一膳飯屋で食べる昼ごはんだ。
「ええ?キャベツ?山盛り?それだけは無いよ」
「食欲がないから食べられへんねん」
「一寸待ちや、、、お皿山盛りで20円でええわ」
「おおきに」

喫茶バーテンをしていた頃の夏、厨房の暑さに夏バテ状態になった。
で、昼食はキャベツ山盛りとトマト一個で間に合わせた。
もちろん、キャベツにはソースだけ。
マヨネーズは自分で作ったもの意外は美味しくないので食べない。
その昼食を、一夏続けた事がある。

それが習慣になり、キャベツだけでも十分食べられる。
しかも、何もつけずにだ。
「俺はウサギか」と突っ込みを入れながら食べるキャベツは、格別に美味い。

山盛り20円のキャベツの頃、ハイライトは70円だった。
昭和38.9年頃の梅田だ。

ここの喫茶バーテンには見習いで入った。
じゃがいもの皮むきから、リンゴの皮むき。
それから皿洗いに格上げ。
こんな経過が楽しかった。
しかし、技術を覚え出すと、上にいる先輩のバーテンが邪魔になる。
その立場を取るには、先輩が辞めるしかない。
と分かった時、アイディアが浮かんだ。
そんな職場での競争を勝ち抜く方法は、この頃に芽生えていた。

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