話題が乏しい人

ワークショップの打ち上げで、ワークの話しになることは少ない。
これは一寸私には分からない状況だ。
もちろん、直接、例えば「胸骨操作は?」という話ではなく、何か日常のエピソードに置き換えての話しくらいにならないか、と思う。

打ち上げでは、指定されたワークに取り組む、という共通項は取り払われる。
だから、それぞれがそれぞれの話になる。
そうなると、話の会う人、自分の話を聞いてくれる人、という組み合わせが自然と出来る。

「武禅」の時の飲み会でもそうなる事が多かった。
当初、私がリードして色々なエピソードを話し、その中から何かを掴んだら良いか、と思っていたが、それも面倒になり、殆ど話さないようにした。
そうすると、くだらない話の一つも出るのかな、と思ったのだが、逆に何も出なくなっていた。

くだらない話の三つや四つ出来るように生きろ、と言ったものだ。
くだらない話の筆頭は、自分の真面目な失敗話だ。
これの出来ない人は、何の面白味もないし、人間の許容幅が少ない人という事だ。
そんな人ばかりになっているような気がする。

許容幅がないということは、人の付き合いの幅が狭いということだ。
それは、仲良しクラブ的小さな輪が沢山合って、それぞれが結びつきを持てないということだ。
となると、自分自身の生きる幅が極端に狭くなる。

と、書いていて、他人のことだから、大きなお世話だろうと思った。

ワークショップ次は岡山です。

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