発展する明鏡塾

この日曜日は、「東京・明鏡塾」93回目の講座だった。
「明鏡塾」としては嬉しい話があった。

東京明鏡塾は若い理学療法士が多い。
その理学療法士達の評判は、もちろん良い。
私達が懇意にしてもらっている医師から、質の高いリハビリセンターを作りたいから、「明鏡塾」の塾生達を使いたいという話だ。
どういう形で実現するかは別として、「明鏡塾」がそういう信頼を得ているというのは、将来的にも有り難いことだ。

患者さんとの「関係性」という、ごく当たり前のことだが、一番難しいところにスポットを当てている結果だ。
もちろん、その関係性の中には「触れる」も含まれる。
そのことが彼らの実力を自然と引き上げているのだ。

いずれも難しい。
そこに忖度は入らないから、難度は相当高い。
三日で出来たり、3ヶ月でできるものではない。
出来ない自分を知る。
だからどうするのか?
自力でそこを突破する必要があるのだ。

こればかりは、知っても出来ない。
習っても出来ない。
実践の中で培うのみだ。

実践で培うのなら「明鏡塾」は必要ないのではないか、と思う人もいるだろう。
しかし、そうではなく「明鏡塾」での講座が実践なのだ。
そして、何が出来ないのか、どう考えなければいけないのか、どう検証していかなければいけないのか。
そこを指導しているのだ。
だから、本気の人は間違いなく成長していくし、現に成長しているからこういった話の展開が起こるのだ。

ワークは難しい。
最初から想像力を働かせたり、自力で頭を回転させなければいけない。
もちろん、いくらもがいてもワークができることはない。
しかし、それで良いのだ。
「出来ない自分」に真摯に向き合う姿勢。
そして集中して取り組む。
その事が、1講座終わった後、つまり、明日の現場では気付かないうちに良い成果が現れるのだ。

患者さんの笑顔を見たい、というこころある医療従事者の方達は、是非「明鏡塾」の扉を叩いて欲しい。

■ワークショップのお知らせ
 東京11月28,29,30日12月1日
 東京・岡山・沖縄

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