苦手の克服は、自分を追い込むことで
自分の思っていることを実現している人は、予想できない、あるいは、想像できない下準備をしているものだ。
そんな話を見聞きするのは、どんなセミナーや講演を聞くよりも役に立つ。
私の友人の鍼灸師がいる。
現在カナダ・トロントで開業し20数年になる。
彼は、子供の頃から口下手で、他人とコミュニケーションを取るのが苦手だったそうだ。
学校を卒業し、「これではいかん」と思い、営業職を選んで絶対にコミュニケーションが必要不可欠な状況に追い込んだ。
それが功を奏して、誰とでも会話を楽しめるようになった。
それが鍼灸師という仕事に大いに役立っている事は間違いない。
こういった、自分を追い込むという作業をやるから、その目的以上の財産を持つことが出来るのだ。
現代では、コミュニケーションが苦手だとした時、話し方のセミナーやコミュニケーションセミナーを受ける人が多い。
しかし、これらはあくまでも「仮に」ということなのでリスクはない。
当然、知識はあるが出来ないという状態になる。
もちろん、何を選択するかは、その人の切羽詰まり具合と比例するのだと思う。
■ワークショップのお知らせ
東京11月28,29,30日12月1日
東京・岡山・沖縄