東京ワークショップが近づいている
その瞬間に全力を注いでいると、先の予定など全部忘れてしまう。
東京のworkshopが近づいて来ている。
11月28,29,30日12月1日の合計4日間だ。
時々質問にあるのが、毎日違う事をするのか、それとも同じことをするのか?というものだ。
当たり前の質問だ。
Workshop初日は、大体こんな事をします、というようなざっくりとした説明と、日野身体論の基本になる「胸骨操作」から入る。
初日は、胸骨と肘や腕の連関や同期だ。
それを各パーツ、といっても、肘や胸骨のポイントを「感覚」する。
そして、そこに圧をかけて、気持ちが同期しないように、つまり、純粋身体運動にするワークをする。
身体操作で何よりも大事なのは、気持ちが同期しないことだ。
でないと、常に気持ちが現れ身体が緊張状態になる。
あるいは、その真逆の身体が脱力され、生きているのか死んでいるのか分からない状態になっている。
脱力という使い方はあるが、脱力された身体は本来存在しない。
脱力された身体というのは、死体や泥酔い、あるいは、爆睡状態だ。大方の人の「脱力」は、身体を放ったらかし状態だ。
当然、ケガが多い。
脱力というスタイルのダンスが横行していた頃、首や腰、膝を痛めるダンサーが沢山いた。
武道の場合の身体操作は、この気持ちが現れない状態になることが基本だ。
つまり、相手に何らかの違和感を与えない為だ。
2,3,4日と、ワークは発展していく。
だから、毎日復習はするけど、前日を発展させたワークを行うということだ。
もちろん、殆どの人は仕事を持っているので、全日参加は無理かもしれない。でも、そこを無理をして一度全日、あるいは、それに近い日数を受講して欲しい。
「対人関係」というところでの気付きが沢山あるからだ。
■ワークショップのお知らせ
東京11月28,29,30日12月1日
東京・岡山・沖縄