二度手間の人生

水が出た。
水源地の手前で、水圧で抜けていたのだ。
これは良いようで悪い。
水源地より100mは下にあるから、上からの圧力でまず繋げるのは無理だ。
そこを何とかしようとするから、頭から水浸しになる。
それなら水源地を一度止めてから繋げる方が、余程手間はない。
上り下りの労力だけだ。
せっかちな性格は、こんなところでも二度手間になる事がある。
それで人生を歩いて来ているから、人生の二度手間を何度繰り返しているか分からない。

しかし、しかしだ。
その二度手間こそが私の人生なのだ。
だから、上手く行くことには懐疑的になる。
上手く行かなくて当たり前の人生。
それを私は良しとしている。
だから、前に進むことが出来ていると確信している。

大阪のワークショップの集まりが悪い。
多分直前に武道のセミナーがあるので、武道に興味のある人は、そちらを受講しているからだろう。

しかし、武道のセミナーとワークショップは似ているようで違う。
武道は人を専門的に扱うが、ワークショップでは武道的な事をするが、そのエッセンスだけをする。
エッセンスだから、人生を歩く為の考え方に役立つのだ。
特に対人関係にとっては宝だ。

それは、昔日の達人が生死を賭けて獲得した境地の体現だからだ。
もちろん、達人になれるのではない。
一瞬だけ達人を体感出来るということだ。
だから、勘の良い人、問題を持っている人達には、宝物として役立つのだ。

「自分でやろうとしてはいけない」等、殆ど禅問答だ。
ここにある矛盾を紐解く事がワークとして散りばめられているのだ。
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