情緒的だからこそ
武道で相手との対峙する中で、まず相手との位置関係を考えた。
よく考えると、相手から見て左右、前後しか位置関係は無いと、ごく当たり前のことに気づいた。
もちろん、微妙な角度は無限にある。
それは、実際での相互の反射や反応により決まるものだ。
だから、その前後左右に体重を動かせる事が、位置関係における稽古になる。
という具合に、位置取りも抽象化すれば、何をどう稽古すれば良いのかが見えてくるものだ。
ここを気持ち等の情緒的に捉えると、話はややこしくなり、稽古も曖昧なものになる。
もう少し深くいうと、人は情緒的であるからこそ、抽象的な考え方を用いる必要があるのだ。
そのことが思いや気持ち等情緒を実現させる鍵になるのだ。
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