考えすぎ

今回の集中稽古で、師範代や黒帯が伸びた。
終わってからの飲み会では色々な話が出た。

ジャズドラマーの時代、逆に私がボーヤで先輩たちの話を聞いていた側だ。
バーテンの時も、空手をやり出した時もそうだ。
先輩たち先生方の話を聞くのは、刺激が一杯だった。

しかし、思えば、ジャズドラムならドラム、バーテンならバーテン、空手なら空手と、話はシンプルなものだった。
当然、そこに集まる人も同じくシンプルだ。

しかし、現在は違う。
様々な思いや考え方が、そこに集まっている。
良いのか悪いのか、それは分からない。
ただ言える事は、そんなに複雑な思考をしていると、行動をどうとればよいのか混乱する。
つまり、行動にまとまりが無いということだ。
それは、どんな思考をしようが、その瞬間の行動は一つしかできないのが人だからだ。
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8月31日東京・神田

食事をしながら会話は出来る、そしてその会話をしながら別のことを思い浮かべる事も出来る。
でもそれは出来るだけで、その時の食事に集中していないから、味も飾りも味わってはいない。
結局、そういった散漫な自分の行動になるだけだ。

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