価値のある稽古になった
3日目の稽古。
今日は、相当濃密というよりも、高度な稽古をした。
チョット見たくらいでは分からない現象が起こる。
もちろん、不思議でもなんでもない。
身体の連動系だ。
そこから応用発展させたものだからだ。
稽古をしている人を見ていると、完全に言葉化出来た現象があった。
例えば、一つの形を見せ、その形で人が倒れたとする。
そうすると、人を倒す側に形を用いようとする。
そして、倒す事に一生懸命になる。
しかし、古い人達は、出来ないのは自分の身体操作が出来ていないから出来ないと解釈し、身体操作を見直す。
結果はもちろんの事だが、古い人達で操作を見直した人が、その形をすると人は見事に倒れる。
結果、何が残るのかというと、古い人達には身体操作の為の工夫や感覚そのものが残っている。
倒すことを目的とした人は、出来ないが残っただけで、身体操作の大事さや、その感覚は何も残っていないことになっているのだ。
大阪から参加していた女性は、東京の男性二人をまとめて壊していた。
身体の連動系だ。
それが出来るとどうなっているのかというと、目付きが相当良くなっている。
それは身体操作に圧倒的に集中出来るようになっているからだ。
俗に言う「良い目」になったということだ。
この辺りのものは、何れ動画でアップしようと思っている。
言われたことを、言われたようにする能力、これに尽きると感じた。