人生日雇いだ

昨日は、膝に負荷のかかる姿勢ばかりしたので、足はガクガクだ。
2時間タップリと足ばかり。
一人を除いて私よりも遥かに若い外国の人達も音を上げていた。

3.4.5年前の稽古は、それよりもきつかった。
1日中足、1日中突き、日替わりで一つの事を1日中やっていた。
1日中というのは、稽古をやっていない時も考えているのだ。
つまり、起きている時は全部稽古、多分寝ていても考えていただろう。
狂気の時期だ。

こういったことが出来るのも、というかやれるのは、いわゆる普通の生活、給料を貰って生活をするという生活を生きていないからだ。
その意味で、私は究極の日雇いだと思っている。

もちろん、給料を貰った仕事をしていた時期もあるが、それはほんとに数年間だ。
ジャズの時は契約だから私が自由に選択していた。
その意味で、いわゆる普通という感覚は、全く分からないといってもよいくらいだ。
つまり、価値観が全く違うということだ。

だが、この価値観が違うという選択は、人生を賭けなければものにならない。
その意味で、一般的にいう「価値観の多様化」というのは、例えば、自動車の色はあなたが選べます、という程度のもので、一定の価値観の中のものなのだ。

次は夏ギラギラの沖縄ワークショップ
沖縄ワークショップ8月10.11.12日

 

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