身体を作る

自主練習、あるいは、自分で訓練をする人以外が、取り組んでいる事の何かに気付くとは、到底思えない。
もちろん、天才的な人は別だが。

私はどちらかと言うとコツコツ型だと自負している。
とにかく徹底探求、徹底訓練が私の特技だと思っている。

先日のドラムソロコンサートを終えて、改めて気づいたのは、やはり身体は動かすものではなく「動いてしまう」ものだということだ。
そして、その「動いてしまう」というのは、自分の感性や感覚と直接的に結びついている。
それらに従っていると、身体は動いてしまうのだ。

その逆の身体を動かす、ということの典型はスポーツだ。
だから疲れるしスタミナも必要だ。
動いてしまう、という現象を起こせば多少の疲れは有っても、息が上がることもない。
こうなると、完全に西洋的身体論、運動論とは別のものになる。

しかし、身体が動いてしまう、という現象は別段特別なことではない。
日常の意識的な動き以外は「全て身体が動いている」ということだ。
つまり、無意識的に動いてしまっている場合は、全部身体が動いているのだ。
ただ、その場合の「動いてしまっている動き」は、自分が培ってきたクセでしかないし、クセ以上のものではない。
だから、限界が直ぐ眼の前にある、というのだ。

だから、「動いてしまう身体作り」が必要なのだ。
それは、基本的には、筋や腱他を「伸ばす・緩める・縮める」で、そこで発生した刺激を感じる事だ。

ワークショップでの「身体塾」は、そういった内容を持っています。
まだまだ空きがありますよ。
中国・四国・九州方面の方、お待ちしています。

福岡ワークショップ6月28.29.30日
沖縄ワークショップ8月10.11.12日

 

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