答えを見つけ出すために

同じことを延々と繰り返す。
但し「こうかな?」という自分の作った問題に対しての答えを出す為だ。
同じことを繰り返す。

ドラムで言えば、練習台では叩けるのに、ドラムセットとなるとそうはならない。
もちろん、跳ね返りが微妙に違うからだ。
それを同じ感触にしてしまわなければ、練習台の意味は無い。
それこそ手を変え品を変え工夫なのだ。

先程、「これ!?」と練習台を叩いていて、何か手ごたえを感じたのでドラムセットに座ってみた。
同じ感じだが、少し違う。
この少しを追求するだけで良いのだ。
だから、その感触を記憶する為に叩いた。

音が軽くなっている。
そうだろう、多分現役時代の半分以下の労力しか使っていない感じだ。
もちろん、「ドラムを叩く」ということだけだ。
ドラムを叩く労力が半分以下になるとどうなるか。
音楽そのものに労力を回せるということだ。

30分程、本番並みに叩いてみた。大阪公演とは全く違う音色になっている。
時間は半分だが、汗は大阪公演くらいになった。
良い仕上がりだ。

慣れていない奏法なので、手首は悲鳴を上げている。
それを騙しだまし使っているのだ。
故障している両手の親指。
これはドラムを叩く上で一番やっかいなのだ。
どちらの手も親指が奏法の鍵を握っているからだ。
親指の故障を感じない使い方をし、尚且つ上手にスティックのコントロールををしなければならない。
その綱渡りも面白い。

東京に帰る29日迄に、この感触をものにする。

残り1週間、ボチボチ席が埋まってきています!

日野晃’古希’ドラムソロコンサート
6月1日 新宿ルミネゼロ
[[youtube:zXu5IkWfLOQ]]

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