いけずは、体育会系に多い?

いけずな話。
どこにでも歪んだ人はいる。

子供の頃は「いけずな子やな」とか言うが、それは子供の時期だけのものではない。
そして、言葉の感じから、それは女性が特有のものではないかと思ってしまうが、ところがどっこい、そうではない。
実は男の方がこの傾向が強いのではないかと思う。

結局、出る杭を打つとか、仲間外れ、あるいは、本当の意味でのパワハラやセクハラは、全部ここが根っ子にあるのではないかと思う。
また、いけずは意地悪とも関係しているようにも感じる。
根っ子は多分ひがみ、嫉妬ややっかみだ。

それがどうして男の方に多いと思うのかというと、男性の方が女性と比べて幼ないところがあるからだ。
そこを乗り越えている人、つまり、自立、独立、乳離れしている人は、自分を客観視したり、思考を深めることでそこを乗り越えているのだ。
だが、幼い人は残念ながら、乗り越える考え方を持っていないのだ。

特に、この「いけず」は、運動系の人達に多い。
体育会系と呼ばれ、その言葉でいけずがカモフラージュされ、当人達も気付いていないのだ。

意外な事に、私の専門の武道畑にもこれはある。
全く意味が分からない。
そこを突破していくことも「道」の中に含まれている筈だが、残念ながらそれはない。
海外の武道家が、いじわるされているケースもある。
そうなると日本人の恥だ。
著名な団体がするのだから、話にならない。
「恥」という言葉を知らない訳ではないだろうに。

日本のバレエの世界も同じだ。
畑違いの私の教室に習いに来るのも「秘密なのです」という青年もいた。
何時になったら、こういった肝っ玉の小さい、あるいは、了見の狭い世界が無くなるのだろう。

今回のブリュッセルでは、合気道の人も道場が違ったり、空手も流派が違ったりと、とにかくその意味では、一番多様性に富んだワークショップだろうと思う。
もちろん、ボンでも同じだ。

そろそろ本腰を入れて、東京公演の集客をしなければいけない。
ドイツにいて焦っても仕方がないのだが、焦ってしまう。
やっと、予約が動き出した程度だから焦ってしまう。

日野晃’古希’ドラムソロコンサート
6月1日 新宿ルミネゼロ


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