いくら最悪でもやる

コンサートでの私のコンディションは最悪だった。
鼻水、咳、熱だ。
「どうしてやろうか?」
といくら思ってみても、何も変わらない。

熊野でのリハーサルを終え、大阪に向かう時、熱が少しあるかな、と嫌な感じがした。
案の定、くしゃみ、咳が出始めた。
大阪に着くころには、頭がボーッとしていた。直ぐに漢方薬の先生の顔が頭に浮かんだ。
大阪に着いて直ぐに、みっちー先生の薬局に直行した。
「即効で効く漢方を頂戴!!」
そのままホテルに帰り9時過ぎには爆睡。

朝、搬入の為に会場へ。
足がふらついていた。
東京から乗り込んでくれていた道場生や、技術スタッフが待っていてくれたので、元気よく「おはよう!」
敵を欺くには味方を欺けの教え通り、スタッフたちに「大丈夫か?」と思わせてはいけない。
もちろん、スタッフも聴きに来てくれる人は敵ではない。
しかし、この心構えが必要なのだ。
スタッフの不安は、全て観客に伝わるからだ。

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