思いも寄らない
「そうか、それは考えてなかったなぁ」というのは、どうもチケットの売れ行きが悪い。
もちろん、飛ぶように売れるとは思っていなかったが、もう少しペースが早いと思い込んでいた。
聞くと「10年前は完売したから、今回ももう完売だろうと思っていた」との事だった。
そういう心理が働いていたとは。
と言う訳で、売れ行きが悪いです。
後100枚は空いています。
何とか完売へ繋げたいと思っています。
大阪近辺の皆さん、また、東京と日程が合わない皆さん。
大阪へお越しください。
お好み焼きもたこ焼きも美味しいですよ。
という具合に、物事は思わぬ方向に進む事がある。
そこを乗り切るのが、醍醐味というものだ。
とはいうものの、私にできることは、当日の演奏だけだ。
そう言えば「日野明トリオ」で演奏をやりだした時、もちろん誰も知らなかった。
京都のジャズ喫茶で、今はもう無くなっている「蝶類図鑑」という店が、トリオの初の仕事だった。
名神高速が、どういうわけか混んでいて、時間に間に合わなかった。
でも10数名が残って待っていてくれ、演奏したのを覚えている。チャージ制だったから、一人数千円だった。
もちろん、赤字だ。
そこを振り出しに、活動を始めたが、どうすれば集客出来るのか、どうすればフリージャズだけで飯を食えるようになれるのか、皆んなで考えたものだ。
私達は、何時もそれだった。
だから、逆にバイショウ(商売の逆)でプロダクションの仕事は美味しかった。
今もあるのかどうかは知らないが、スクールメイツという、今でいうグループアイドルの草分けだ。
そんな連中との仕事もあり、それはそれは楽しかった。
この時代の連中が、プロデューサーになっていたりプロダクションを作ったりと、音楽業界での先駆者になっていったのだ。
後24日、100席空いています。
昭和のおっちゃんの強烈なドラムを聴きに来てください。
日野晃’古希’ドラムソロコンサート
4月12日 大阪大丸心斎橋劇場
6月1日 新宿ルミネゼロ