下手を打たないのは

自分がやっている事が出しゃばっているのか、それとも、アドバイスになっているのか、それが分からなければ、そこで浮いてしまう。
そればかりか、相手が間違っていると思ってしまう。
指示の出し慣れしている人は、往々にしてこういったところで間違うのだ。

もちろん、そこに気付くには相当の感性が必要だ。
その感性が「その場」の違和感に気付き「やってしまった」となる。

しかし、大方はそうはならない。
例え、自分自身の事を客観視出来ていると思っても、所詮は主観だからだ。
もちろん、何時も何時も書くように、人はそれぞれに違う。
レベルも違う。
しかし、そういった雑多な人が一緒に仕事をしているのだ。

だから、どの線で折り合いを付けるか、あるいは、折り合いを付けられるか、という視点が常に必要なのだ。

こういったことは、幼児からの集団生活の中で培われ養われていく。
それらが開花するのが思春期辺りの部活だ。
そこでまた、葛藤し次のステップへと登るのだ。
しかし、これは登るといっても普通の人間関係を築けるというだけのものだ。
そうなれば、どんな仕事をしても、まず下手は打たない。

日野晃’古希’ドラムソロコンサート
4月12日 大阪大丸心斎橋劇場
6月1日 新宿ルミネゼロ

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