私を問う
そういえば、人の細胞は入れ替わるのだ。
もちろん、それは私の意見ではない。
医学的な見解だ。
であれば、当然10年前の、つまり還暦の私とは全く違う筈だ。
違う人間になっている筈だ。
という見解がある。
還暦の時、その25年前の現役を退いた時の落とし前を付ける為にドラムソロを行なった。
今回は古希、それから10年だ。
武道に関しては、私の進んでいる方向や、そこで培った技術は、絶対に間違っていなかったと確信を持った10年だ。
であれば、その10年で磨いた感性や身体は「ほんまか?」と自分に突きつける。
10年前とは、全く違う「本当か?」そこへの挑戦だ。
もちろん、今練習をして、ということではない。
この10年で何が削がれ何が磨かれたのか。
そこを見極めるのが、10年後のドラムソロだ。
身体は磨かれていると私はいう。
感性が磨かれていると私はいう。
それを武道の世界では証明してきた。
では音楽、いやドラムではどうなのか?
その答えが4月12日と6月1日だ。
答えであり、スタートだ。
日野晃’古希’ドラムソロコンサート
4月12日 大阪大丸心斎橋劇場
6月1日 新宿ルミネゼロ