フランスからDVDが
今日フランスからDVDが着いた。
今回は1ヶ月以上かかっている。
小さなものだから、どこかで消えたのかもしれない。
丁寧に作られているから映像として見応えがある。
こう言った、外国の人が撮影・編集したものは、いずれにしても学ぶところが多い。
何時も書く視点で、どんな視点を持っているのかだ。
もちろん、それは単純に目線も含めてだ。
どの角度から見るのが、彼らにとって「良い映像」なのかが分かる。
これを作ってくれた彼は、空手の元ヨーロッパチャンピオンであり、本当に色々な武術に長けている。
自分自身が稽古に行き、そこで確信を持たなければ作らない。
その姿勢を貫いているのだ。
そして大事な人柄だが、笑顔が良い。
それだけで私は信用する。
良いものが出来るのだろうと。
早速頭だけを見た。
吹き替えはフランス語と英語になっている。
撮影クルーや、フランスからの受講者と観光した場所も、よく撮れている。
思い出せば、昨年の暮れから正月4日まで、ぶっ通しの撮影だった。
京都、熊野、東京と駆け巡った。
しかも、早朝の時もあった。
京都では道場が寒くて、熱を出してしまったくらいだ。
それでも、皆んなには気づかれることなく撮影は行われた。
そういう事は以前もあった。
ディスカバリー日本の撮影の時、左足靭帯を伸ばした。
内股を不意に食らったからだ。
相手が間違って私を投げてしまったのだ。
投げられた時、音がしたが、それは誰も聞いていない。
だから、そのまま続けた。
そこからは投げの撮影だったが、終わってからも誰も気づいていなかった。
何の自慢にもならないが、沢山の人が関わっている仕事だと、止めると迷惑がかかるのでまず外に出すことはない。
これも美意識の一つだ。