平常を非常時として

「いざという時」という言葉がある。
色々な「いざ」があるが、どんな場合でもそこに下準備がなければ、「いざ」でどつぼにはまる。
俗にいう生兵法は大怪我の基だ。

もちろん、どんな「いざ」があるかが分からないから「いざ」なのかもしれないが、自分自身の生活環境や自分自身の人生を振り返れば、さほど「どうnいざ」など無いのではないかと思う。
そこで、「いざ」とは、自分以外のところからやってくるもの、例えば、突然暴漢に襲われた、突然、地震に合った、というように、外部からの突発的な事象に対したものだとしている。

私は、もちろんそれもあるが、「いざ」を自分で作るようにしているのだ。
自分で「いざ」を設定するから、突然何かを言われても、何かが起こってもさほど改まることは無い。
それが「いざ」への対処だと私は考えている。
宮本武蔵が「平常を非常時として」という言葉を五輪の書に書いている。
それを読んだ時「やっぱり」と頷いた。
でなければ、対処など出来ないからだ。

武道の教えは、人生そのものだ。
大阪・武道セミナー11月24日(土)
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