スポーツ色々
女子柔道52kg級だったか金メダルをとった選手が、試合後のインタビューで「ああ、私はやっぱり柔道が好きだったんだな、と感じて戦っていた」というようなコメントをしていた。
この選手のリズムというか、動きが他の選手とは完全に違っていた。
こういう「他の選手とは違う」というのを見るのが好きだ。
もちろん、競技だから勝って欲しい。
しかし、それよりも「どうするのだろう」という見方をしている。
何でもその選手は柔術が得意らしい。
だから、どんな状況になっても寝技になったり関節技になったり出来る。
そういった持ち味が、もしかしたら「他の選手とは違う何か」を出しているのかもしれない。
そんな意味でも、スポーツ競技を見るのは勉強になる。
男子200mで金をとった選手も、高校から陸上競技を始めたそうだ。
スポーツの世界でも、ある意味での上達の公式が崩れているように思う。
もちろん、それは良い意味での崩れだ。
体操競技でも、パワハラでコーチが一人飛ばされた。
しかし、パワハラを受けたとされる選手にとって、それをパワハラだと思った事がないと反論記者会見まで開いていた。
しかし、協会は「暴力は絶対にいけない」として、コーチを飛ばした。
パワハラだと見る人、それをそうは受け取らない人、平手で叩いたのを暴力だと決めつけている協会。
何が抜け落ちているのだろうか。
分かる人には分かることだが。