変化するという前提を
検証することが大事だ。
これは鉄則だ。
でなければ、自分勝手な思い込み、あるいは、仲間内だけでの「馴れ合いだから出来ているように見える」になるからだ。
もちろん、それを一概に否定は出来ない。
それが楽しい人は、それで良いからだ。
どんな事でも、自分自身の求め方が自分にとって正しいのだ。
その意味で、私は私の求め方が正しいので、検証が必要になるのだ。
しかし、この検証がまた難しい。
例えば、「しっかり身体に力を入れて転げないように頑張って」という指示を出し、そこで検証したとする。
しかし、この「しっかり」を体現出来る人は少ない。
更には「身体に力を入れて」も難しい。
結局、検証する為には、受けを正確に取れる人でなければ、出来ないということになってくる。
もちろん、その「しっかり」の中には、「変化することが出来る」が含まれている。
武道の場合、この変化が出来ることが、受けとして最重要要素だ。
変化をする、という前提がなければ検証にはならない。
それは武道であり、関係性だからだ。