目がキラキラしている

「習うのか学ぶのか」あるいは、「教えてもらうのか教えられる事を考え出す」のか。
人は常に選択権を持っている。
しかし、大方の人は「習う・教えてもらう」のが好きなようだ。

そこにどんな幻想を持っているのだろう。
事実は、スカスカの頭になるだけだ。
スカスカの感情になるだけなのに。
自分を大事にする、ということに、どれだけ怠慢になれるか、という競争をしているように見える。
それが圧倒的多数だというところが面白い。
そういう教育の成果だ。

「明鏡塾7期」2回目の講座が昨日あった。
私と年齢の近い治療家であり、それを指導する先生が「明鏡塾の若者は素晴らしいですね。これだけ目がキラキラした若者は珍しいですよ」と言ってくれた。
その言葉を受けて、受講生の一人が「先生に気に入られようと思う気持ちが、一切湧いてこなくなっています」と言っていた。
これは当たり前のことだ。

仮に私に気に入れられたところで、それが一体何なのかだ。
患者さんや利用者の方に気に入られなければ意味がない。
余計なところに気を回す暇があれば、そちらを稽古しろ、それが「明鏡塾」のスタンスだ。
それを受講者達は聞き入れて、それぞれが自立していっている事がよく分かる。
当然、目は輝く。
素晴らしい連中だ。

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