美意識が人生を自由にする

人生を歩いて行く為に必要なもの、それは「美意識」だけだ。
自己啓発系では、目標だの目的だの、結果論的に「経済的に成功した人」をサンプルにしているケースが多い。
そこから派生して、コンサルと呼ばれる人達が、マーケティングや統計や、様々な手法を売る。

それはそれとして、一人の人間が人生を歩く為に、何が必要なのかを自分を通して考えて見た。
もちろん、私の生き方が正しいとか、手本になるというものでは無い。
一つ言えるのは、ある意味で、世間の常識や社会の常識とは、完全に真逆の事で生きて来て、70歳迄無事に生きている。
しかも、まだまだ衰えるという事を知らない。

というところから、自己啓発にしろ世間一般の持つ価値観で、がんじがらめにならなくても行けるで、という話だ。

そこを考えると、基本になっているのは「美意識」だ。
「かっこいいのが良い」という意識で、別段それは何でも良いのだ。
その美意識で貫けば、人生は自由で面白い。
楽しいではなく、面白いのだ。

目標や目的という言葉を持ってしまうと、既にその言葉の奴隷にならざるを得ない。
しかし、その言葉ではなく「こうしたいと思う」という気持ちから出て来ている言葉を持つと、奴隷では無い。
だから、出来るようになるまでが、相当面白く過ごせるのだ。

と書けば、それは言葉のアヤでは無いか、言葉遊びではないかと思う人もいるだろう。
もちろん、その通りで言葉のアヤだ。
しかし、考えるというのは、言葉で構造を作ることだ。
だから、どの言葉を持っているか、使っているのかが大事なのだ。
何よりも、その言葉が自分の人生の方向を決め、歩かせているのだからだ。

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