ピンとくる、後は自分に任せろ

ワークショップや教室、道場で指導している「身体操作・人との関係」は、医療の現場で実践し驚くほどの結果を出してくれている。
それは技術ではあるが、人そのものの意識や心理と繋がっているものだからだ。
もちろん、それはそれこそ長年の武道の稽古や検証から導き出したものだ。

ここ10数年は海外にも教えに行く。
その事が、より緻密な検証に繋がっている。
つまり、民族や人種等を超えて、「通用するのか・適応するのか」の検証だ。
もちろん、現象そのものは「私個人」のものだが、そこに含まれる要素の検証である。

「武道の技術」は、常に考え方や欲求を問うところにある。
それが身体そのものや、動きを支配しているからだ。
単純に「力任せ」は、小さな人には不向きだ。
その力任せから派生している技術も、小さな人は大きな人に通用しない。
その考え方や欲求をレベルアップさせることが、動きを変えるのである。
そして、何よりも自分という人間の可能性を体感することになる。

そうすると、当然のこととして考え方の大枠が変わる、つまり、価値観を変える事が可能になるのだ。
それが、私の「武道」だ。

そういった検証が功を奏し、医療の現場はもちろん、スポーツの世界でも成果をだしている、
成果を出しているというのは、取り組んでいる人がピンときたということと、自分として取り組んでくれたということだ。
「習ったからやる」では、残念ながら成果も何も現れないので、時間の浪費だ。
もちろん、それは武道に限ったことではない。
どんなことでも「ピンとくる」というこころの動きがあっての話だ。
それさえ起これば、後は「自分に任せる」ことでどうにかなるものだ。

https://www.meikyojuku.com/

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