その内に
昨日帰国したが、何時もは2時間で目が覚めてしまうのが、今日は7時前まで、6時間ほどは寝むれたようだ。
いわゆる時差ボケだが、これも必ずこうだとは言えない。
数日で解消することもあれば、1週間以上かかる時もあるからだ。
その度に「どうして?」と考え込んでも意味がないし、その事が理解できても、何一つ実際の時差ボケに対処出来る身体にはなっていないからだ。
これも「考えなくても良いこと」の一つだ。
時差ボケ状態を楽しんでいれば、その内に忘れる。
その時には、時差ボケが解消されている。
そんなものだ。
それは、どんなことにも当てはまる。
全ては「その内に」なのだ。
その「その内に」は、意識されていることを忘れてしまった頃だ。
その内という時期が来るまで続けているかどうかで、その内を体験できるかどうかだ。
しかし、時差ボケを楽しめていなくて、「時差ボケを治そう」とすればするほど、一寸したことも「時差ボケかも」と結び付けてしまい、時差ボケからの脱出は難しくなるのだ。
もちろん、これもどんな事にも共通する。
良い方向というか、何かをやろうとしている時は、何でも良い方向に結びつければ、良くなるのが早くなるのだ。