関係性が良くなってきた
午後3時、羽田空港に到着。
無事帰国。
モノレールから外を見ていると、所々でまだ雪が積もっていた。
相当降ったのだろう。
熊野はひどいことになっている筈だ。
帰りの飛行機は、完全に満員だった。
直ぐにお尻が痛くなったが、それを誤魔化しながら寝てしまおうと、悪戦苦闘した。
月末の日曜日は、度々お知らせしているように、大阪「明鏡塾」の1期1回目の講座がある。
東京6期に初めて受講してくれている若い理学療法士の感想で
「臨床では、第1回の後よりも集中しやすくなり、効果が出る頻度が増えたように思います。また、触れているところに注意を向けると、関節運動をするときにどの方向にどれくらい誘導したり抵抗をかけたりすればいいのかを考えるのではなく、感じることができているような気がしています。第2回が終わってから患者さんと話しをしたり、身体を見たり、触ったりすることで患者さんが何を求めているのか、何をすればいいのかを感じる場面がありました。また、患者さんに今の状況や、やってほしいことを本気で思って説明すると、きちんと目を見て話を聞いてくれ、自主トレをしてくれたり定期的に来院して頂けるようになりました。」が送られて来た。
このように、「明鏡塾」を1回受講するだけで、それまでとは、全く違った効果を得ることができるようになる。
続いて「今の感覚をもって以前を思うと、患者さんを悪くしていたのだと確信しました。以前は患者さんのことを考えず、自分本位の治療を自分勝手にやっていたんだと思います。今は患者さんが何を求め何を望んでいるのかを感じて、それに向かうように治療を考えるようになりました。」
ということを体感として、実感として分かるし気付くことが出来る自分自身になっている、
つまり、成長しているということだ。
人は、目的意識や問題意識、その前にある「思い」を実現していくためには的確な方法が必要なのだ。
そういった、明確な自分自身の方向性を持つ人は、方法を知るだけで実現させて行くことが出来るということである。
その方法は、本来は自分で見出して行くもの、気づいていくものなのだが、そこには相当の時間が必要となる。
そうすると、その人が患者さんに対して持っている思いを実現する為に、磨かなければならない技術を磨くことが遅くなる。
そこで「方法」を知ることが、後日どうしてその方法だったのかを考えた方が合理的だ。
もちろん、方向性の無い人、思いの無い人には、方法を知ってもその「方法が出来るだけ」であって、自分の思いを実現させる事はできない。
大阪「明鏡塾」まだ空きがありますよ。
https://www.meikyojuku.com/