発想の転換は女性優位

11月18日から21日まで大阪ワークショップです。
http://hinobudo.wixsite.com/workshop/workshop

ワーク・ショップは、「身体塾」「身体関係塾」そして「表現塾」と3部構成になっている。
これは、当初ダンサーやアクター達の為の、ということでの名残りである。
もちろん、ダンサーやアクターの為のとは言っても、結局は「動き・動かし方の要素」だから、別段ダンスやスポーツをしない人にでも役立つものだ。
逆にいうと、特別な事をしていない人の方が、覚えが早いし役に立て方も多岐に渡るのが面白い。

また、男性よりも女性の方が、その辺りの感覚が良いのも面白い。
これは、私の一般的な人に対する仮説だが、女性の方が男性に比べて社会性がある事が原因だと思う。
女性は、生きる世界に幅があるからだ。
もしお母さんなら、子供の世界、公園での付き合い、親たちとの世界、近所の付き合い、そして仕事をしているならば、その仕事の世界という具合に幅があるからだ。
男たちは「発想の転換」と特別の事として学ぶが、女性は生活の中で無意識的にそれを既に実践しているのだ。
当然、思考に柔軟性があるから出来ているのだ。
しかし、仕事だけに意識が向いている場合、女性と男性の区別は少ないように思う。
女性は男性的になり、思考が固くなるのだろう。

私のワークショップは、どのセクションのどのワークでも、受講する皆を見ながら進める。
何かでツマヅイているのが見えたら、即座にワークを変えるのだ。
それは、出来ないことを意味もなく延々と続けても、本当に疲れて煮詰まるだけで意味はない。
そして効率が悪い。
だから、気分を変える意味もあり、ワークを変えるのだ。
しかし、それは出来ないワークを、角度を変え取り組むだけのもので、それが俗にいう「発想の転換」なのだ。

つまり、私のワークショップは、考えるということを組み立てるという要素も入っているということだ。
どちらかと言うと、それがメインかもしれないと、この頃思う。

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