出来ているつもりは

「知っている」のと「出来るようになっている」は、誰が考えても同じではない。
というよりも、全く違う。
しかし、人間というのは厄介な生き物なのだ。
始終言葉にしたり、そんな話をしていると「出来ていると錯覚する人がいる」ようだ。
脳の構造がそうなのか、たまたまそういった人がいるのか。
その辺りの事は分からないが、私の周りでも沢山いる。
私の言い方なのだが、知識から入るのか、行動から入るのかの違いだろう。
「こいつは、頭がおかしいのか?」と思える様な事を平然と言葉にしている人がいる。
ただ、そういった「出来るようになっている」気がしている人には、現場が無い事だ。
自分自身の実力を突き付けられるような現場を持たない人だ。
もちろん、全ての人は現場を持っている「筈だ」。
人との関係という。
しかし、「武禅」でもワークショップでも口癖のように言うのは「誰も本当の事を自分には言ってくれません。あなたが言わないように」だ。
逆に、そこの人間関係に何がしかの利益が絡むなら、絶対と言っていいほど、本当の言葉はそこには無い。
たまたま知り合いになった人。
一目見て「あれ」と思う。
しかし、私の一人合点かもしれないから、と付き合ってみる。
直観は常に正しいのだ。
私は、一人っ子という環境上、人間には何故か飢えている。
その意味で騙されやすい方なのだ。
だからこそ、色々と考えるのだ。
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